2006年9月3日 秩父の恥恥部で愛を叫ぶ






~生きるために旅をする生物は数多いるが、旅をするために生きる生物は人間だけである。~
(グレートバリアフリー篠塚)








太古の昔から早朝のすき家の駐車場には
旅行という魔物に魅入られた命知らずな若人が集うという。




・・・八月某日、今日も一台の紺色のワゴンが停まった。





運転していたのは背中を異常なまでに湾曲させた鬼キャットバック男
あまりの猫背に顔がハンドルの下に潜り込んでいる。


そして車に近づいてきたのはあの関ケ原の合戦に、
寝坊して出られなかったという伝説の落武者




車にキャンプ用品を運ぶ猫背と落武者、
そこに遅れてやってきたのは一台のTHE TOOL THE WAGON。
中にいるのは夏を取り戻そうと必死な四人の浮かれポンチ。




運転席にはテンションとヒタイが上がりっぱなしタレ目サングラス一号♂


助手席には、あわよくば来年はその運転席を乗っ取り、通勤しようと企むタレ目サングラス二号♀


後部座席には"男はいつかオニヤンマ"フロム北の国から白色人種虫取り少年


その隣には"女はいつもエリンギ"フロム餃子の国から、
往年の沢田研二を彷彿させる帽子の被り方はさすがの、麦ワラのジュリー



集まった六人が組体操6段ピラミッドをしながら、
クラクションの音と共に一斉に顔を向けた方向は、





そう、埼玉最後の秘境。その名は恥恥部。





秩父でキャンプ。






その響きに一瞬、六人の顔がCWニコルに見えたが、
よく考えると大量の排気ガスとで大量のゴミを産み出す
地球に対する厳しさはステイツのプレジデント顔にも見える。







六人のブッシュは出発を前に、京都議定書よりも大切なことに気付く。




座席決め!!



じゃんけん?アミダ?バトルロワイヤル?スピリチュアルの世界へようこそ?

誰しもがその選択によって世界が滅びるかもしれない予感をビシバシステム感じていたところ、
猫背が取り出したアイテムにより場の空気が一変する...









それは中国人の人海戦術により、大量生産する地球温暖化の敵、WARIBASHI!
そして先には1から6までの番号が博士の愛さなかった数式で書かれている。













王様だーれ?





という鉄板ボケすら飛び出さない、動いたらヤられる空気が漂う。
猫背以外、明らかに紺色の車を見ないようにしている





ぐっ...!

   不覚っ...








必死に車の安全性と快適性をアピールする。






...が、駄目っ!!






カイジ顔の猫背をよそに「せーのっ、せーでっ」と
タイミングの取りにくい掛け声でイマドキ小学生を装い、
必死に若返りを図ろうとするオサーン、オバサーン達。



つかんだ割り箸を握り締め、落武者と白色虫取り少年は、
運命と書いてオルティアと読むことを知った夏の日の2006。


そして余談だが、猫背が夜中暗い台所で
必死に用意したアイテムの出番は実質五割終了していたという悲しい事実。





その者紺色の車に乗り秩父の地に降り立つべし

という婆様の言い伝えは一切聞こえなかったものの、一行はついに約束の地へ旅立つ。






猫背への気遣いなのか、
よほどの信用がないのか
何故かはわからないがオルティアの運転をかって出た落武者



ナビもないのにウィングロードの前につける




...このことがまさかあんな恐ろしい体験を引き起こすことになろうとは、
                  この時誰も気付いてはいなかったのだ・・・





続く・・・


(reported bY わっきー)

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